ハイバックとローバックの差は6〜7cm|6社27機種の背もたれ実寸
オフィスチェア6社27機種の背もたれ高さくらべ
- 公式の全高から座面高を引くと、座面から背もたれ上端までの高さが出る。今回の27機種は40.5cmから82.5cmまで開いていた
- 「ローバック」と書かれた5機種は43.0〜49.0cm、「ハイバック」と書かれた6機種は52.2〜56.0cm。同じシリーズの中での差は6〜7cmしかない
- 「ミドルバック」という言葉は、今回開いたメーカーの製品ページには1つも出てこなかった。その帯はメーカー独自の名前で埋まっている
この記事で比べた商品
コクヨ ウィザード4
同じ椅子で47.0cm・53.0cm・61.5cmから選べる
¥61,967 楽天・2026年9月6日確認
- ローバック・ハイバック・アディショナルバックの3つが、座面高420〜510mmで共通。背の高さだけを選び直せます
- 公式の外寸法はローバック890〜980mm、ハイバック950〜1040mm、アディショナルバック1035〜1125mm。引くと47.0cm・53.0cm・61.5cmです
- いちばん高いアディショナルバックでも61.5cmで、ヘッドレスト付きの椅子には届きません
オカムラ シルフィー
46.4cm・53.4cm・72.7cm。ヘッドレストが付くと19cm跳ねる
¥25,000 楽天・2026年9月6日確認
- ローバック46.4cm・ハイバック53.4cm・エクストラハイバック72.7cm。座面高は3つとも420〜520mmで共通です
- ローバックとハイバックの差は7.0cm。ウィザード4の6.0cmとほぼ同じ刻み方でした
- ハイバックの53.4cmとエクストラハイバックの72.7cmの間は19.3cm。中間がありません
エルゴヒューマン PRO2 Low
名前はLowでも、国内メーカーのハイバックより高い
¥104,800 楽天・2026年9月6日確認
- 公式のサイズはW675×D665×H1050-1145mm、座面高455-540mm。引くと59.5〜60.5cmです
- ヘッドレストが付かない分、上の圧迫感は抑えつつ、国内メーカーのハイバック(52.2〜56.0cm)より高い位置まで背中が当たります
- 「Low」という名前だけで他社のローバック(43.0〜49.0cm)と並べると、11cm以上読み違えます
オカムラ コンテッサセコンダ エクストラハイバック
75.0cm。オカムラ10機種で最も高い
¥215,306 楽天・2026年9月6日確認
- 公式の高さは1170〜1270mm、座面高420〜520mm。引くと75.0cmで、今回のオカムラ10機種では最も高い数字でした
- 座面高の下限420mmはハイバック機と同じ。背が高くなっても座る高さは変わりません
- 楽天市場での価格は21万円台。高さだけを理由に選ぶ椅子ではありません
椅子の商品ページには「ハイバック」「ミドルバック」「ローバック」と書いてあります。では、ハイバックは何cmからハイバックなのか。
その数字は、どこにも書かれていませんでした。
そこで、メーカー6社27機種の公式ページを1つずつ開いて、全体の高さと座面の高さを書き写し、引き算しました(2026年8月15日確認)。座面に座った人から見て、背もたれの上端が座面から何cm上にあるかを出すためです。
のび「ハイバックとローバックは、同じ椅子で選べることがあります。その差は6〜7cmでした」
先に結論——境目は座面から約50cm
- 今回の27機種で、座面から背もたれ上端までは40.5cmから82.5cmまで開いていました
- 公式に「ローバック」と書かれた5機種は43.0〜49.0cm。「ハイバック」と書かれた6機種は52.2〜56.0cm。この2つの帯は重なっていません
- 同じシリーズの中でローバックとハイバックを選べる椅子では、差は6.0cmと7.0cmでした
- 「ミドルバック」という言葉は、今回開いたメーカーの製品ページには1つも出てきませんでした。56〜73cmの広い帯は、メーカーごとの独自の名前で埋まっています
- ヘッドレストが付くと72.7〜78.0cmまで一気に上がります。ハイバックとの差は16.7cmで、ローバックとハイバックの差(3.2cm)の5倍以上です
「全高」から「座面高」を引いた数字を使っています。この引き算がなぜ成り立つのかは、後ろの「なぜ引き算でいいのか」の節に書きました。
数字で見ていく4機種
コクヨ ウィザード4|同じ椅子で47.0cm・53.0cm・61.5cmから選べる
- ローバック・ハイバック・アディショナルバックの3つが、座面高420〜510mmで共通。背の高さだけを選び直せます
- 公式の外寸法はローバック890〜980mm、ハイバック950〜1040mm、アディショナルバック1035〜1125mm。引くと47.0cm・53.0cm・61.5cmです
- ローバックとハイバックの差は6.0cm。今回いちばん細かく刻まれていた3段でした
- いちばん高いアディショナルバックでも61.5cmで、ヘッドレスト付きの椅子には届きません
- 「アディショナルバック」が何を指すかの説明は、今回開いた商品ページからは読み取れませんでした
3つのうちどれを選んでも、座面の高さも幅505mmの座面も同じです。変わるのは背の高さだけ。だから、この3つの数字はそのまま「背もたれの高さの選択肢」として読めます。
Amazonで探す楽天市場で見る ¥61,967(2026年9月6日確認)コクヨ公式で仕様を確認
オカムラ シルフィー|46.4cm・53.4cm・72.7cm。ヘッドレストが付くと19cm跳ねる
- ローバック46.4cm・ハイバック53.4cm・エクストラハイバック72.7cm。座面高は3つとも420〜520mmで共通です
- ローバックとハイバックの差は7.0cm。ウィザード4の6.0cmとほぼ同じ刻み方でした
- 背幅は3つとも460mmで公表されていて、変わるのは高さだけだと数字で確かめられます
- ハイバックの53.4cmとエクストラハイバックの72.7cmの間は19.3cm。中間がありません
- 寸法は型番ごとに公表されているため、肘の仕様が違うと確認先のページも変わります
エクストラハイバックは固定ヘッドレスト付きです。ヘッドレストが付くかどうかで19.3cm変わる、というのがこの椅子の数字でした。楽天市場に出ていたのは肘なしのハイバック(C635XR)で、上に書いた寸法はオカムラ公式のハイバック(C645BR)・ローバック(C681XR)・エクストラハイバック(C68AXR)のページから写しています。
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エルゴヒューマン PRO2 Low|名前はLowでも、国内メーカーのハイバックより高い
- 公式のサイズはW675×D665×H1050-1145mm、座面高455-540mm。引くと59.5〜60.5cmです
- ヘッドレストが付かない分、上の圧迫感は抑えつつ、国内メーカーのハイバック(52.2〜56.0cm)より高い位置まで背中が当たります
- 座面高455mmからで、下限は今回の27機種の中では高いほう。脚の長い人と相性が出ます
- 「Low」という名前だけで他社のローバック(43.0〜49.0cm)と並べると、11cm以上読み違えます
- 座面高の下限455mmは、身長150cm台の人には高い可能性があります
この椅子が、この記事でいちばん引っかかったところです。名前の「Low」は同じブランドの「High」に対しての低いほうであって、他社の「ローバック」とは別の物差しでした。
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オカムラ コンテッサセコンダ エクストラハイバック|75.0cm。オカムラ10機種で最も高い
- 公式の高さは1170〜1270mm、座面高420〜520mm。引くと75.0cmで、今回のオカムラ10機種では最も高い数字でした
- 座面高の下限420mmはハイバック機と同じ。背が高くなっても座る高さは変わりません
- 背幅502mmと、今回寸法を読んだオカムラの機種の中では最も広い数字が公表されています
- 楽天市場での価格は21万円台。高さだけを理由に選ぶ椅子ではありません
- 床から見た背もたれ上端は最大1270mm。棚や窓の下に置くときは、背の高さそのものが効きます
高さの上限を知るための1台として入れました。ヘッドレスト付きの3機種(シルフィー72.7cm・コンテッサセコンダ75.0cm・ベゼル78.0cm)は、ハイバックの帯からきれいに離れています。この3つの中で最も高いのは、オカムラではなくコクヨのベゼル ヘッドレスト付きタイプでした。
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なぜ引き算でいいのか
背もたれの高さを直接書いているメーカーは、今回ほとんどありませんでした。書いてあるのは全体の高さと座面の高さです。
そこで、全体の高さから座面の高さを引いた数字を使いました。座面に座った人から見て、背もたれの上端がどれだけ上にあるかです。
この引き算が成り立つのは、多くの椅子で全高と座面高が同じだけ動くからです。オカムラのシルフィー ローバックは高さ884〜984mm、座面高420〜520mm。どちらも100mm動くので、引き算の答えは上でも下でも464mmで変わりません。今回の27機種のうち22機種が、この形でした。
裏づけになる例が1つありました。サンワサプライのSNC-080KBLは、めずらしく背もたれの寸法を「W450×H415mm」と直接書いています。同じページの本体高さ835〜950mm、座面高さ420〜535mmを引くと415mm。直接書かれた背もたれの高さと、引き算の答えがぴったり同じでした。1件だけの照合ですが、この数字の読み方の裏づけにはなります。
6社27機種の一覧(高い順)
数字が幅になっている5機種は、上のほうの数字で並べています。
| 機種 | メーカーの背タイプ表記 | 座面から背もたれ上端 | 公式の全高 | 公式の座面高 |
|---|---|---|---|---|
| エルゴヒューマン ENJOY2 High | High | 68.5〜83.0cm | 1135〜1365mm | 450〜535mm |
| Bauhutte G-550 | (記載なし・ゲーミングチェア) | 82.5cm | 1220〜1295mm | 395〜470mm |
| コクヨ ベゼル | ヘッドレスト付きタイプ | 78.0cm | 1200〜1290mm | 420〜510mm |
| エルゴヒューマン PRO2 High | High | 69.5〜77.5cm | 1150〜1315mm | 455〜540mm |
| エルゴヒューマン FIT2 | (高さ表記なし) | 66.0〜77.0cm | 1130〜1330mm | 470〜560mm |
| オカムラ コンテッサセコンダ | エクストラハイバック | 75.0cm | 1170〜1270mm | 420〜520mm |
| オカムラ シルフィー | エクストラハイバック/固定ヘッドレスト | 72.7cm | 1147〜1247mm | 420〜520mm |
| COFO Chair Premium | (高さ表記なし) | 67.5cm | 1155〜1235mm | 480〜560mm |
| エルゴヒューマン ENJOY2 Low | Low | 54.5〜62.0cm | 995〜1155mm | 450〜535mm |
| コクヨ ウィザード4 | アディショナルバックタイプ | 61.5cm | 1035〜1125mm | 420〜510mm |
| エルゴヒューマン PRO2 Low | Low | 59.5〜60.5cm | 1050〜1145mm | 455〜540mm |
| コクヨ ベゼル | ファンクショナルタイプ | 58.0cm | 1000〜1090mm | 420〜510mm |
| オカムラ モード | ハイバック | 56.0cm | 990〜1090mm | 430〜530mm |
| オカムラ スフィア | ハイバック | 54.5cm | 960〜1060mm | 415〜515mm |
| コクヨ デュオラ2 | ハイバック | 54.5cm | 965〜1055mm | 420〜510mm |
| コクヨ ベゼル | モデレートタイプ | 54.5cm | 965〜1055mm | 420〜510mm |
| オカムラ シルフィー | ハイバック | 53.4cm | 954〜1054mm | 420〜520mm |
| コクヨ ウィザード4 | ハイバックタイプ | 53.0cm | 950〜1040mm | 420〜510mm |
| オカムラ フルーエント | ハイバック | 52.2cm | 942〜1034mm | 420〜512mm |
| オカムラ シナーラ | ローバック | 49.0cm | 899〜991mm | 409〜501mm |
| コクヨ ミトラ2 | スタンダードバック | 48.5cm | 900〜990mm | 415〜505mm |
| コクヨ ウィザード4 | ローバックタイプ | 47.0cm | 890〜980mm | 420〜510mm |
| オカムラ シルフィー | ローバック | 46.4cm | 884〜984mm | 420〜520mm |
| オカムラ CG-M | ローバック | 43.9cm | 824〜916mm | 385〜477mm |
| オカムラ スラート | ローバック | 43.0cm | 850〜942mm | 420〜512mm |
| サンワサプライ SNC-080KBL | (高さ表記なし) | 41.5cm | 835〜950mm | 420〜535mm |
| コクヨ ing | ラテラルタイプ | 40.5cm | 830〜920mm | 425〜515mm |
エルゴヒューマンの5機種だけ、幅のある数字になっています。この社はヘッドレストの高さを別に調整できるため、全高と座面高が同じだけ動きません。表では引き算の下限と上限を両方書きました。
「ローバック」と「ハイバック」は、実寸で3.2cm離れている
メーカーが自分で「ローバック」「ハイバック」と書いている機種だけを取り出すと、こうなりました。
| メーカーの表記 | 機種数 | 座面から背もたれ上端 |
|---|---|---|
| ローバック(ローバックタイプ) | 5機種 | 43.0〜49.0cm |
| ハイバック(ハイバックタイプ) | 6機種 | 52.2〜56.0cm |
| エクストラハイバック・ヘッドレスト付き | 3機種 | 72.7〜78.0cm |
ローバックの上限49.0cmと、ハイバックの下限52.2cm。この2つの帯は重なっておらず、3.2cmの空きがあります。今回の11機種の範囲では、座面から約50cmが境目になっていました。
ただし、これは4社11機種を並べた結果です。今回開いていない椅子まで含めてこの境目が成り立つかどうかは、この記事では分かりません。
もう1つ目につくのが、ハイバックの上限56.0cmと、ヘッドレスト付きの下限72.7cmの間です。ここが16.7cm空いています。ローバックとハイバックの差(3.2cm)の5倍以上の空白が、名前の上では隣同士の2つの間にありました。
「ミドルバック」は、メーカーの製品ページに出てこない
その空白を埋める言葉として、通販でよく見るのが「ミドルバック」です。
サンワサプライの公式コラムは、ハイバックを背もたれが頭付近まであるタイプ、ミドルバックを背もたれが肩口まであるタイプ、ローバックを背もたれが低いタイプと説明しています。同社の通販サイトには「背もたれ ミドルバック」という絞り込みもあります。
ところが、今回開いたオカムラ・コクヨ・エルゴヒューマン・COFOの製品ページには、「ミドルバック」という言葉が1つも出てきませんでした。オカムラはローバック/ハイバック/エクストラハイバック、コクヨはローバックタイプ/ハイバックタイプ/アディショナルバックタイプ/モデレートタイプ/ファンクショナルタイプ/スタンダードバック/ラテラルタイプ、という書き方です。
56.0cmから72.7cmの帯に実際に入っていたのは、次の機種でした。
| 機種 | メーカーの名前 | 座面から背もたれ上端 |
|---|---|---|
| コクヨ ベゼル | ファンクショナルタイプ | 58.0cm |
| エルゴヒューマン PRO2 Low | Low | 59.5〜60.5cm |
| コクヨ ウィザード4 | アディショナルバックタイプ | 61.5cm |
| COFO Chair Premium | (高さの表記なし) | 67.5cm |
4機種とも、名前がばらばらです。「ミドルバック」に当たる帯は実在するのに、メーカーはそれぞれ違う名前を付けていました。
のび「言葉で探すと迷子になります。全高から座面高を引いた数字で探すほうが早いです」
引き算が成り立たなかった椅子
27機種のうち、この読み方が使えなかった椅子もあります。
エルゴヒューマンの5機種は、ヘッドレストの高さを背もたれとは別に調整できるため、全高の動く幅(PRO2 Highは165mm)と座面高の動く幅(85mm)が一致しません。表では引き算の下限と上限を両方書きました。
ハーマンミラー アーロンチェアは、今回この計算ができませんでした。公式の仕様ページには、Aサイズが全体高さ870〜978mm・座面高さ366〜490mm、Bサイズが933〜1045mm・376〜579mm、Cサイズが1016〜1153mm・401〜579mmと書かれています。Bサイズで引き算すると、下限どうしで557mm、上限どうしで466mmと91mmもずれます。座面高の幅(203mm)が全体高さの幅(112mm)より大きく、この2つの数字が同じ条件のものかどうかを読み取れませんでした。そのため、アーロンチェアは上の表から外しています。
GTRACING GT-BEEは、本体サイズが幅67.31×奥行51×高さ121.65〜129.08cmと書かれていましたが、座面の高さの記載を見つけられませんでした。引き算の相手がないため、これも表から外しています。
自分に合う高さは、座って測るのが早い
ここまでの数字は、椅子の側の数字です。自分の体のどこに当たるかは、体格で変わります。
今回いちばん残念だったのは、身長と背もたれの高さの対応を数字で示した公的な資料を見つけられなかったことです。 産業技術総合研究所の人体寸法データベースには「座位肩峰高」「座位頚椎高」「座位肩甲骨下角高」という項目があり、まさに肩・首・肩甲骨の高さを測ったものですが、統計値はダウンロード形式で、今回は数値を取り出せませんでした。人間生活工学研究センターの2004-2006年のデータベースは有料です。
そのため、この記事では「身長◯cmならこの帯」という対応表を作っていません。代わりに、いま座っている椅子で測る手順を書いておきます。
1. いつも座っている姿勢で、座面から背もたれの上端までを、背もたれに沿ってメジャーで測る
2. その数字を、上の表の「座面から背もたれ上端」の列と見比べる
3. 背中のどこまで当たっているかを手で確かめる。肩甲骨の下までなのか、肩まで来ているのか、首に届いているか
4. 「もう少し上まで欲しい」なら、今の数字より上の帯の椅子を選ぶ
床から測った背もたれ上端の高さが知りたいときは、上の表の「公式の全高」がそのまま答えです。棚の下や出窓の前に置く人は、こちらの数字を見てください。
この記事が向かない人
背中の当たり心地、支えの硬さ、ランバーサポートの効き方で椅子を選びたい人には向きません。今回扱ったのは、公式ページに数字として出ている寸法だけです。同じ53cmでも、背もたれの形と硬さで座り心地は変わります。
背もたれを倒したときの角度が知りたい人は、背もたれはどこまで倒せる?24機種の公式値のほうを見てください。
まとめ
- 公式の全高から座面高を引くと、座面から背もたれ上端までの高さが出る。今回の27機種は40.5cmから82.5cmまで開いていた
- 「ローバック」と書かれた5機種は43.0〜49.0cm、「ハイバック」と書かれた6機種は52.2〜56.0cm。境目は座面から約50cmだった
- 同じシリーズでローバックとハイバックを選べる椅子では、差は6.0cm(ウィザード4)と7.0cm(シルフィー)。思ったより小さい
- ヘッドレストが付くと72.7〜78.0cmまで上がる。ハイバックとの差は16.7cm以上で、ローバックとハイバックの差の5倍以上
- 「ミドルバック」はメーカーの製品ページには出てこない。その帯はファンクショナル・アディショナル・Lowなど、メーカーごとの名前で埋まっている
- エルゴヒューマンの「Low」は59.5〜60.5cmで、国内メーカーの「ハイバック」より高い。名前だけで並べると読み違える
商品リンクはAmazon・楽天市場・メーカー公式ページです。商品写真は楽天市場の出品画像で、写真を押すとその商品ページが開きます。ボタンの価格は2026年9月6日に確認した楽天市場の表示で、変わることがあります。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加しており、リンク経由の購入で紹介料を得ることがあります。
調査・編集:チェア図鑑編集部。のびは記事の案内役のキャラクターです(実在の人物ではありません)。
この記事の調べ方と、分からないこと
2026年8月15日に、オカムラ・コクヨ・エルゴヒューマン・COFO・Bauhutte・サンワサプライ(サンワダイレクト)・ハーマンミラー・GTRACINGの公式ページを1つずつ開き、全体の高さと座面の高さの記載をそのまま読みました。オフィスチェア・ゲーミングチェアの公式製品ページ32件のうち、全高と座面高の両方を読み取れた27件を表にしています。数字はすべてメーカーの製品ページの仕様欄から写しています。価格.comやまとめサイトの数値は、この記事の寸法の根拠には使っていません。編集部が実物を測ったものでも、メーカーに問い合わせたものでもありません。
「座面から背もたれ上端」の列は、編集部が公式の全高から公式の座面高を引いた数字です。メーカーが公表している形の数字ではありません。全高と座面高が同じだけ動く22機種は1つの数字、動き方が違うエルゴヒューマンの5機種は下限と上限の2つを書きました。cm表記への丸めは小数第1位までです。
分からなかったことも書いておきます。第一に、身長と背もたれの高さの対応を数字で示した公的な資料を見つけられませんでした。産業技術総合研究所の人体寸法データベース1991-92には座位肩峰高・座位頚椎高・座位肩甲骨下角高の項目がありますが、統計値はダウンロード形式で今回は取り出せず、人間生活工学研究センターの2004-2006年のデータベースは有料です。そのため「身長◯cmならこの帯」という対応表は作っていません。第二に、ハーマンミラー アーロンチェアは、公式仕様の全体高さと座面高さの動く幅が一致せず(Bサイズで91mmのずれ)、同じ条件の数字かどうかを読み取れなかったため表から外しました。第三に、GTRACING GT-BEEは座面高さの記載を見つけられず、引き算ができませんでした。第四に、オカムラ スフィアはページ上部のサイズ欄が「H1058mm」の1つの数字、詳細寸法欄が「960〜1060mm」の範囲で、同じページの中で食い違っています。表では詳細寸法欄の範囲を採りました。第五に、サンワダイレクトの商品ページは機械で読むと文字化けする箇所が多く、寸法をそのまま読み取れたのはSNC-080KBLの1機種だけでした。第六に、コクヨの「アディショナルバックタイプ」「モデレートタイプ」「ファンクショナルタイプ」「ラテラルタイプ」が何を指すかの説明は、今回開いた商品ページからは読み取れませんでした。
「ローバック」「ハイバック」の帯は、メーカーが自分でその言葉を書いている機種だけを数えています。ローバック5機種(オカムラ スラート・CG-M・シルフィー・シナーラ、コクヨ ウィザード4)、ハイバック6機種(オカムラ フルーエント・シルフィー・スフィア・モード、コクヨ ウィザード4・デュオラ2)、エクストラハイバックとヘッドレスト付き3機種(オカムラ シルフィー・コンテッサセコンダ、コクヨ ベゼル)です。それ以外の名前の機種は、この3つの帯の集計には入れていません。
